BIレポートとは
BIレポートは、DRIVE SFAに登録されたデータを表またはグラフで表示する機能です。表示するデータ、集計方法、絞り込み条件、公開範囲を設定して保存できます。
左メニューの「分析」から「レポート」を選ぶと、BIレポートの一覧が表示されます。「新規レポート作成」からレポートを作成します。
NOTE
左メニューの「分析」に「レポート」が表示されない場合は、BIレポートの利用権限が設定されていない可能性があります。利用権限は管理者が設定します。
作成手順
BIレポートは、次の5つの手順で作成します。
- 「分析対象」で、基準にするデータを選ぶ
- 「レポートタイプ」で、表示形式を選ぶ
- 「詳細設定」で、表示項目、集計方法、並び順などを設定する
- 「フィルター」で、表示するデータの条件を設定する
- 「確認・保存」で、レポート名と公開範囲を設定して保存する
分析対象
「分析対象」は、レポートの基準にするデータです。次の12種類から1つを選択します。
- 売上
- 案件
- 取引先
- 営業活動
- 担当者
- 組織
- 商品
- 原価
- 原価明細
- 売上明細
- 取引先担当者
- 日報
選択した分析対象によって、表示項目、結合できる関連データ、フィルター項目が変わります。
レポートタイプ
| 種類 | 表示内容 | グラフ表示 |
|---|---|---|
| 詳細リスト | 選択した項目をデータごとに1行ずつ表示 | なし |
| 集計レポート | 選択した項目でデータをまとめ、数値を集計して表示 | あり |
| ピボットテーブル | 行と列にそれぞれ項目を設定し、交差する数値を集計して表示 | あり |
| 期間集計 | 1つ以上のデータを日別・週別・月別・年別に集計して表示 | あり |
詳細リストの設定
詳細リストでは、次の項目を設定できます。
- 表示項目と表示順
- 行の並び順
- 関連データを追加する「テーブル結合」
- 数値項目を足す、引く、掛ける、割る計算で作る「計算式カラム」
- 日付項目の「日付のみ」または「日付と時刻」の表示
「計算式カラム」は、既存の数値項目を足す、引く、掛ける、割る計算で作成する列です。最大5列まで追加できます。
集計レポートの設定
集計レポートでは、次の項目を設定できます。
- 集計軸(データをまとめる単位)
- 集計項目
- 集計方法
- レコード数(集計軸ごとのデータ件数)
- 集計行の表示
- 表示する列の順番
- 行の並び順
- 関連データを追加する「テーブル結合」
- 集計値を足す、引く、掛ける、割る計算で作る「計算式カラム」
- 数値の条件に応じて太字や文字色を設定する「条件付き書式」
- 小数点以下の表示桁数
「集計軸」は、データをまとめる単位に使う項目です。日付項目を選択した場合は、日付のまとめ方も設定できます。
数値の「集計方法」は、合計、平均、最小値、最大値から選択します。「レコード数」は、集計軸ごとのデータ件数を表示します。同じ項目を異なる集計方法で複数回追加できます。
「計算式カラム」は、設定した集計値を足す、引く、掛ける、割る計算で作成する列です。最大5列まで追加できます。
ピボットテーブルの設定
ピボットテーブルでは、次の項目を設定できます。
- 行軸(表の縦方向にデータを分ける項目)
- 列軸(表の横方向にデータを分ける項目)
- 集計項目と集計方法
- レコード数(データ件数)
- 集計行の表示
- 集計値の表示順
- 行の並び順
- 関連データを追加する「テーブル結合」
- 集計値を足す、引く、掛ける、割る計算で作る「計算式カラム」
- 数値の条件に応じて太字や文字色を設定する「条件付き書式」
- 小数点以下の表示桁数
「行軸」と「列軸」は、表の縦方向と横方向にデータを分ける項目です。数値の集計方法は、合計、平均、最小値、最大値から選択します。
保存したレポートのグラフ画面では、「行列を入れ替え」でグラフの横軸と、色分けして表示する数値のまとまりを入れ替えられます。円グラフとドーナツでは、この切り替えは使用できません。
期間集計の設定
期間集計では、次の項目を設定できます。
- 期間粒度(日別・週別・月別・年別の区切り)
- 集計ソース(期間ごとに集計するデータの設定)
- 対象データ
- 日付項目
- 集計する数値項目
- 集計方法
- 表示名
- 計算列
- 表示する列の順番
- 数値の条件に応じて太字や文字色を設定する「条件付き書式」
- 小数点以下の表示桁数
「期間粒度」は、日別、週別、月別、年別から選択します。
「集計ソース」は、期間ごとに集計するデータの設定です。1件から5件まで追加でき、それぞれに対象データ、日付項目、集計する数値項目、集計方法、表示名を設定します。集計方法は、合計、平均、カウント、最大値、最小値から選択します。
「計算列」は、2つの集計ソースの値を加算または減算した結果を表示する列です。
期間集計の保存には、最初の集計ソースの日付項目に対する開始日と終了日のフィルターが必要です。
関連データを追加する
「テーブル結合」は、分析対象と関連する別のデータをレポートに追加する設定です。結合する2つのデータ、対応させる項目、結合方法を設定します。
結合方法は次の4種類です。
| 結合方法 | 表示されるデータ |
|---|---|
| 内部結合(INNER) | 両方に対応するデータがある行だけ |
| 左外部結合(LEFT) | 左側のデータをすべて表示し、右側に対応するデータがない箇所は空欄 |
| 右外部結合(RIGHT) | 右側のデータをすべて表示し、左側に対応するデータがない箇所は空欄 |
| 完全外部結合(FULL) | どちらか一方にしかないデータも表示し、対応するデータがない箇所は空欄 |
結合できるデータは、選択した分析対象との関連に基づいて画面に表示されます。
フィルター
フィルターでは、項目、条件、値を指定して表示するデータを絞り込みます。項目の種類に応じて、次の条件を選択できます。
- 等しい、等しくない
- より大きい、以上、より小さい、以下
- 指定した範囲
- 文字列を含む
- 複数の値のいずれかに一致する、またはいずれにも一致しない
- 指定日と一致する、指定日より前または後、指定した日付範囲
集計レポートとピボットテーブルでは、集計前のデータに対するフィルターと、集計後の値に対するフィルターを設定できます。詳細リストと期間集計では、集計前のデータに対するフィルターを設定できます。
日付範囲は365日以内で指定します。期間集計の日付範囲は必須です。
確認と保存
「確認・保存」には、設定した分析対象、レポートタイプ、表示項目、集計項目、フィルターなどが表示されます。
レポート名は255文字以内で入力します。公開範囲は次の3種類から選択します。
| 公開範囲 | 閲覧できる人 |
|---|---|
| 非公開 | 作成者 |
| 全体公開 | BIレポートを利用できるユーザー |
| 指定ユーザー・組織 | 選択したユーザーまたは組織 |
BIレポート一覧
BIレポート一覧では、次の操作ができます。
- レポート名のキーワード検索
- 分析対象による絞り込み
- レポートタイプによる絞り込み
- 公開範囲による絞り込み
- 作成日による絞り込み
- 更新日による絞り込み
作成日と更新日の範囲は365日以内で指定します。
保存したレポートの表示と編集
保存したレポートには、レポートタイプ、公開範囲、分析対象、作成者、作成日、更新日、データ件数が表示されます。
次の操作ができます。
- レポート名の変更
- 「テーブル編集」による表示項目、集計方法、並び順などの変更
- 「フィルター編集」による絞り込み条件の変更
- 適用中のフィルターの変更と削除
- 表とグラフの切り替え
- CSVまたはExcel形式での出力
公開範囲の変更とレポートの削除は、レポートの作成者が行えます。
グラフ
集計レポート、ピボットテーブル、期間集計では、次のグラフを表示できます。
- 棒グラフ(縦)
- 棒グラフ(横)
- 折れ線
- 面グラフ
- 円グラフ
- ドーナツ
- レーダー
グラフに表示するデータは先頭100件までです。詳細リストにはグラフ画面はありません。
出力
保存したレポートは、CSV形式またはExcel形式で出力できます。出力件数の上限は10,000件です。レポートのデータが10,000件を超える場合は、先頭10,000件を出力する確認画面が表示されます。
表示設定
レポートタイプに応じて、次の表示設定を使用できます。
- 数値の条件に応じた太字と文字色
- 小数点以下の表示桁数
- 日付のみ、または日付と時刻の表示
- 計算式カラムの表示順
- 1つの項目に対する複数の値による絞り込み
対象となるレポートタイプと設定手順は、BIレポートの表示を調整するで説明しています。
主な上限
| 対象 | 上限 |
|---|---|
| 詳細リストの表示項目 | 30件 |
| 集計レポートの集計軸と集計項目の合計 | 30件 |
| 行の並び順 | 5件 |
| 計算式カラム | 5件 |
| 期間集計の集計ソース | 5件 |
| 日付範囲 | 365日以内 |
| グラフに表示するデータ | 先頭100件 |
| ピボットテーブルに表示する列の値 | 1,000件 |
| CSV・Excelの出力 | 10,000件 |
権限
BIレポートの利用権限は、管理者が設定します。レポートに表示されるデータは、利用者に設定されたデータの参照範囲に従います。